2018年11月25日

超合体超人!フルパワーグリッドマン!!SSSS.GRIDMAN感想7

はっきり言って今回は神回です。ついにグリッドマンの最強形態が登場!怒涛に展開です。

まずは、グリッドマンのお約束メカ怪獣の登場です。グリッドマンは予算が限られた番組制作だったためスーツの流用が多用されてメカ怪獣が多数登場していました。今回もそれに則り、1話で登場したグールギラスの強化型であるメカグールギラスが登場しました。メカグールギラスを文化祭の日に暴れさすとアカネが裕太らに宣戦布告。

アカネに動きに内海と六花が対立してしまいます。六花はアカネを説得したい、内海はグリッドマンで迎撃しないといけないという意見対立です。六花はアカネとバスで話しましたが、逆に自分が怪獣から作られた存在と知って愕然とします。

アカネの口からこの世界の人間はアカネが作った人工物であると明言されました。アカネは自分が一番で要られる世界をコンピュータワールドに作ったんでしょうかね?でも視聴者の我々の目で見ると全然満たされていないのがポイントです。怪獣を暴れさせて孤独を満たそうとしてるように見えますがどんな心境なんでしょうか。

アカネを止めるために出力を抑えてグリッドマンが文化祭に登場。先にグリッドマンで出ることで学校の関係者を避難させるという手にでました。アカネもメカグールギラスをけしかけ戦闘開始!グリッドマンのサイズがいつもより小さいのが絵的に面白いです。

そしてサイズを小さくして出撃した理由がアシストウェポンを全て出すためだったのです。アシストウェポンが全てグリッドマンに合体!超合体超人フルパワーグリッドマンが爆誕!ここのバンクはソルグラヴィオンのオマージュとグレートマイトガインのオマージュでした。格好良い!

フルパワーグリッドマンはメカグールギラスの攻撃を諸共せず圧倒、フルパワーグリッドスラッシュでメカグールギラスを叩きのめします。このシーンは明らかグレートマイトガインの真っ向唐竹割りのオマージュです。これは格好良い。

アカネをして「あんなのもうロボじゃん!」と言わしめるほどロボしていました。勇者世代感涙。

というわけで8話目にして最強形態が登場しました。フィギュアでもこの合体は再現可能らしく各社が紹介記事出してます。深夜3時の段階でメガハウスのブログ落ちてます。なんという反響!グッドスマイルカンパニーの製品もメガハウスの商品も両方購入しますが今から楽しみだ。届くまでの間に徹底的にシーン研究してバンク再現させる予定です。
posted by ブラック・マジシャン at 02:47| 兵庫 ☀| Comment(0) | アニメ・漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月19日

悪夢(監督&嫁談)リターンズ

前から予告していたROBOT魂 フォースインパルスのコラムの登場です。

このコラムはHG ソードインパルスガンダムのコラムからフリーダムの激戦を切り離して再構築したコラムです。14年前のコラムでは容量の問題で完全な再現ができなかったのですが、ROBOT魂版を利用することで完全再現が可能となったので、もう一度挑戦したくなって書きました。今回はHUYU君の協力もあり、フリーダムと剣戟を繰り広げるシーンは火花が散っています。

個人的に満足のいくコラムになりました。この調子でほかのコラムも復刻させたいですね。

というわけで、ROBOT魂 フォースインパルスガンダムのコラムをお楽しみください。

posted by ブラック・マジシャン at 23:09| 兵庫 ☔| Comment(0) | ホビー&コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月18日

アレクシス・ケリヴとの会食 SSSS GRIDMAN感想その6

今日のグリッドマンはいよいよ裕太がアカネと接触。アカネが裕太の家に忍び込み自分の正体を明かしました。やっぱりあざとい描写をしながらなのは相変わらずですけど。

その後中華料理店でアカネと食事をしましたがなんとそこにラスボスであるアレクシスが登場。前代未聞のラスボスとの食事タイムと相成りました。この絵面はシュールすぎて思わず爆笑しました。ちなみに中華料理店でやってたテレビ番組はその昔コミックボンボンで連載していたウルトラ超闘士激伝です。相変わらずマニアックですねー。

今作のグリッドマンは単体では空が飛べないようでスカイヴィッターに乗って飛行していました。大空合体スカイグリッドマンも登場。グリッドライトセイバーで怪獣本体を倒していました。また、アンチに対してスカイヴィッターが板野サーカスで攻撃。もちろん今回は怪獣デザインで板野氏が関わっています。

最初内海も立海も裕太の話を信じていませんでしたが、怪獣との戦いで空の上の光景を目撃したら信じざるを得なくなってきました。街の外には何もなく天井には街のような景色が広がっている。この描写はまさにコンピュータワールドそのものですね。

ところで、宇野常寛の評論にはまっているんですが、けいおん!などの日常アニメは「理想化された」日常を描きアニメファンの心を掴みました。これが震災以後の世の中になると日常の中に非日常が混在するようになり作品にも反映されるようになったという内容の話が載っていました。

GRIDMANは今の日常と非日常現実とバーチャルが混在した世界を描いていそうですね。実は現実と思っていた世界が虚構だったというどんでん返しが待っていそうです。そう考えるとゾクゾクしてきます。

これ見よがしに授業の内容が「本当の自分を出せない」と教師が説明していましたが伏線ですね。3話の授業内容もマージナルマンの話でしたが、その揺らぎを描くのも目的のようです。また、立海の怪獣に興味ある女子高生なんていない発言も意図がありそうです。

裕太はラストで怪獣を倒すだけが使命ではないことを理解しました。アカネがどのように変容するか楽しみです。
posted by ブラック・マジシャン at 02:26| 兵庫 ☔| Comment(0) | アニメ・漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月11日

SSSS. GRIDMANここまでの話のまとめ

中盤にさしかかったので、ここまでの話でわかる部分を考察していきます。

アニメと実写のドラマと特撮の融合
最初立花やアカネのデザイン見て「あざといな」と思ったり、フェチな描写や抱き枕など順調に萌え豚を狙ってきていて「あざといな」と思ったりしていますが、アニメファンを取り入れるにはこうするしかないみたいですね。

ただ、ボイスドラマを聞いたり1話からの演出を見ていたりすると、実写寄りの描写に力を入れていることがわかります。1〜3話は日常パートは環境音だけで状況を説明していますし、背景美術も実写を取り入れたかのようなリアルさがあります。また、高校の先生をしているのでわかるのですが、今時の女子高生はあんなもんです。特に大きな問題は起こさず、グループを作ってなれ合っている感じ。また、ボイスドラマでクラスメートの噂話してるのも本当に描写が女子高生のそれです。

キャラデザはアニメのそれですが、中身はリアルでギャップが生まれてるんですね。だから見ていて面白さを感じるんです。

また、戦闘シーンも圧巻でCGのメリットと手描きのメリットをバランスよく配置しています。グリッドマンのデザインは線が多く複雑なデザインで、手描きではなかなか動かせないというところを、アクションはCGに任せることで着ぐるみヒーローらしさや激しいアクションができています。怪獣の描写も中に人が入っていることを意識した動かし方で特撮へのリスペクトがあります。

また、合体シーンや必殺技は往年の大張氏を意識した作画で、しかも勇者シリーズやエルドランの合体シーンを意識して手描きでバンクを作っています。手描きの場合、デフォルメの効いた作画をすることができるので幅が広がるんですね。もちろんセンスや手間が半端ないのですが、見ていて飽きないバンクシーンになっています。

フィギュア王のインタビューでもDN作画という役職を作ったり、ヒロイック作画という役職をあえて作っていると明言していますからね。特に90年代への作品のリスペクトは半端ないです。

欲を言えば、グリッドビームにもっと活躍してほしい。グリッドビームはウルトラマンで言うところのスペシウム光線みたいなもんなので、技がころころ変わるのは個人的に落ち着きません

アカネの感じている孤独は今の高校生の年代が抱えている問題
アカネが世界を作っていることがアノシラスから語られていますが、これもなかなかです。10年前から言っていますが、今の子供はコミュニケーション能力(同年代同士での人間関係を構築する力)は高いです。ただし、それと引き替えに、空気を読み合い相手に合わせて自分をうまく表現できないという課題も抱えています。友達関係が地獄になるという友達地獄ですね。

アカネはクラスで容姿端麗、カーストの上位という設定になっていますが、その実気にくわない人間たちを怪獣たちで消しています。彼女は世界の創造主で、周りの人間たちから認められているはずなのに孤独なんですよね。その孤独を埋め合わせるように気にくわない人間たちは怪獣で消していく。でも満たされないという苦しい状況にあります。

本当はアカネは、怪獣好きな自分を認めてほしいという欲求があるんでしょうね。六花との関係も気になるところです。

この点は、1990年代の武史と正反対です。90年代までの友達像は、仲良くなりたいけれど自分が出せずに根暗になるというものですが、2010年代の友だち像は一見根明に見えるけど本当は寂しいという点が違います。承認欲求の現れ方が明らかに1990年代と違うのが面白い。

2010年代のヒーロー像とは?
今気になるところは、アカネがグリッドマンたちと交流することでどのように成長するかです。武史は直人たちと交流することで自分の殻を破ることを知り、他人と交流を持つように成長しました。武史の場合はどこか憎めないところもあったり共感できるところもあって一概に悪いやつではなかったんですよね。

アカネに関してはやっていることは、許されないことなんですけど、アカネをやっつけてしまうのか、なにがしかの形で救うのかが気になるところです。

1990年代の作品を見ると子供に向けた情操教育を特撮やアニメヒーローが兼ねていたところがあります。グリッドマンは、ただ怪獣を倒す正義のヒーローではなく、人の心を救うヒーローでもあったんですね。たとえば偽アノシラスの回では精神的な理由で歩けなくなっていた少年に歩けるよう励ましたり、最終回で武史を改心させたりと子供に向けたメッセージ性が強かった。また、ゴッドタンクが登場した話では電子マネーの危険性を1990年代にして描いた上で、「お金で人の心は買えないよ」というメッセージを出していました。子供を見ていることを意識してヒーローを通じて教育しているんですね。

しかし、2000年代から価値観が多様化し、平成仮面ライダーみたいな個人の正義と個人の正義がぶつかり合う複雑怪奇なストーリーが受けるようになりました。これも時代の流れですし、サブカルチャーは人間の精神性を映し出すところがあるので致し方ないところなのですが、今のグリッドマンは当時の形に立ち戻ろうとしています。

アカネの孤独をどのように解決するかが見物です。解決したら神作認定確実ですがね。

グリッドマンのコラムについて
11月はスーパーミニプラのグリッドマンが出ますので特撮を振り返るような形で書く予定です。もちろん、ACTの時にできなかった合体シーンは力入れてやります。ゴッドゼノンもちゃんと合体させたいですね。

現行のシリーズは1話目にして終盤を作成しているという例にならい劇中パートは早めに書いて、製品が出次第撮影していくという形で作れないかと考えています。アシストウェポン1個ずつでコラムを書かないといけない分量の濃さですので頑張りたいですね。DXとActi-builderは両方買いますので、片方が出次第撮影、その後にもう片方も追記する形がとれればと思います。

なんとかやるやる詐欺で終わらないように頑張らないとなあ。
posted by ブラック・マジシャン at 22:02| 兵庫 | Comment(0) | アニメ・漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

怪獣少女アノシラスとの接触!SSSS.GRIDMAN感想その5

今日は怪獣との戦いがないエピソードでしたが一気に謎を解明させてきました。

まずOPや画面の端で地味に登場していた女の子の怪獣少女アノシラス(2代目)が登場。祐太に町の現状を伝えます。アノシラスといえば特撮版の6話で登場した友好的な怪獣です。武史に操られてグリッドマンと戦いましたが、ジャンクからの音楽で正気を取り戻した経緯があります。その時の曲を祐太にきかせてるのが憎い。

そして彼女に口からアカネが敵であることが明言されました。背景の往年の毒ガス怪獣ベノラが町に霧を起こして修復したり記憶をリセットしてたんですね。ちゃんと舞台装置として機能していて面白い。

アカネ側は内海と接触。怪獣トークで打ち解けますが祐太のことは聞き出せない。アンチにも祐太を暗殺するよう命令してますので黒い女の子だこと。結局アンチは新世紀中学生に阻まれ暗殺には失敗します。今日の戦闘シーンは新世紀中学生とアンチの生身のバトルのみ。けどそこはTRIGGER、きっちり戦闘シーンは動かしています。

最後祐太がジャンクショップに行って合流しましたがボイスドラマで全部吹き飛ばされました。英語表現の課題をしないとダメということで内海は解散!ちゃんと教科名もリサーチしていてリアリティが感じられます。アニメアニメしたキャラデザしてますが日常はきっちりリアリティを持たせてるのが良いですね。

全12話ということで今回が折り返しです。今後の展開が気になります。アノシラスの先代が祐太にお世話になったという下りやかつて世界を救った中学生がいたという下りなど特撮版も意識した話になってきています。後半も期待です。
posted by ブラック・マジシャン at 09:11| 兵庫 ☀| Comment(0) | アニメ・漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月04日

武装合体超人!バスターグリッドマン SSSS GRIDMAN感想その4

うちの地域は野球で吹き飛ばされるのが懸念されましたがなんとか放送してくれました。友達に「グリッドマンが野球に侵略されそだぞ♪」とかOPの替え歌をメールで送ってネタにしてましたがなんとかグリッドマンは野球を撃退してくれました。良かった。

今日は全編水着回ということで美少女出てくるアニメにありガチな話でしたがきっちりクラスの関係性を描いていて面白かったです。裕太が電車の中で夢を見てましたがあれは記憶の断片そうですね。グリッドマンは何者かにやられて分裂したみたいです。また、ラストシーンいつもは山が修復されるべきところを崩壊していって行ったのがこの世界の怪しいところです。街の外は存在していないとか?きっちり話も進めてきていますので今後が楽しみです。

さて今回グリッドマンの発言でグリッドマンは最大70メートルまで巨大化できることが判明。ボイスドラマでは普段は50メートルほどの巨大化であると明言されました。この大きさは原作踏襲ですね。サイズも状況に応じて変えられるみたいなので等身大での戦いもあるかも?

今回でボラーがバスターボラーに変身、グリッドマンと合体してバスターグリッドマンになりました。バスターグリッドマンはミサイルやガトリングを装備し、ドリルが展開することでツインバスターグリッドビームを放てるようになります。マックスグリッドマンが格闘戦重視だったのを考えるとバスターグリッドマンは遠距離射撃主体の形態です。これは今後の立体化が楽しみだ。1個1個に濃いドラマがあるので見ていて楽しいですね。

ヴィットは空戦仕様っぽいですね。早く合体しないかなあ。

製品情報ですが特撮版のグリッドマンのリマスターしたサントラが発売決定!12月に出ます。これはすごい。腹巻猫氏によるとグリッドマンは100曲近く作曲されたそうですが全部入れてくるとは。12月はサントララッシュなんですがこれは買わねば。
posted by ブラック・マジシャン at 10:57| 兵庫 ☀| Comment(0) | アニメ・漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月02日

新しいスーツV2

ついに新作コラム登場です。年末にアサルトバスターが出るということでMG V2ガンダムのコラムを書きました。

今回から本格的にコラムを書こうということでリニューアルではなく完全新作となります。変形ギミックや劇中再現、作者の失敗など色々な話を詰め込んだ内容になっています。

次回はインパルスかなあ。月末にはグリッドマンも出るので忙しくなりそうです。

posted by ブラック・マジシャン at 02:09| 兵庫 🌁| Comment(0) | ホビー&コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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