またまた偽造カード情報です。今回はかなり頭にきているので、相当弾圧するつもりです。

オーストラリアに来て少ししてから友達とパラマッタのストリートに行ったとき、そこで遊戯王のストラクチャーデッキを購入しました。前みたいなものじゃなくてちゃんとしたものに見えたので購入。それがこちら。

箱のデザインもきっちりしているように見えますし、UpperDeck社のロゴも別の面にあります。日本で第3期の時にリリースされたストラクチャーデッキのようにキャラクターの絵がアイロン印刷されています。箱は結構まともに見えた上に、やっぱり値段が安かったので買っちゃいました。他にも、これは黒の魔法神官ですが、海馬の絵でブルーアイズ・アルティメット・ドラゴンというのもありました。さらに、昔のキャラクターSDのようなものもおいていました。

ぱっと見た感じ、パチモンには見えなかったしちゃんとルールブックもついてきたので、映画公開記念か何かの特殊なストラクチャーデッキと思って完全に信用しきっていました。
しかし、バーウッドのデュエルスペースでトーナメントの最中に、表遊戯デッキに使っていた光の護封剣が偽者であると教えてくれた人がいたんです。親切にもドラゴンの力の光の護封剣とパチモンのカードをトレードしてくれました。そして、私に見分け方を教えてくれました。詳細を述べていきます。

上の写真は正規の英語版ワタポンとの比較です。日本では英語も日本語もめちゃくちゃレアカードですが、こっちではノーマルカードで掃いて捨てるくらいあるそうです。こっちで当てた英語版アンティーク・ギア・ゴーレムのウルトラレアとトレードしてゲットしちゃいました。今ではアテムデッキの大事な仲間です。
自慢話はこれくらいにして(ヲイ)、右側にあるのはパチモンの「クリソー」君です。名前が間違えている以外は、偽造防止用のホログラムも著作権ロゴもあるので、海外版はミスプリントもあるんだなと思って油断していました。しかし、これは偽者です。

上の写真はレベルのマークの比較です。よく見てください。偽者の方が微妙に星の柄が大きいのがわかります。印刷も安っぽいですし、色も微妙にですが違います。

その次、こちらはテキスト欄です。テキスト欄の右上の角を良く見てください。正規品は、真ん中が暗くなっていて、まるでへこんでいるように見えますが、パチモンはそのようになっていなくて平らに見えます。
さらに、パチモンのほうのホログラムがテキスト欄の角にかぶさっています。日本でも第2期シリーズのころのカードはこういうのもたまにあったんですが、今ではこんな風になっているカードはほとんどないですよね。
さらに、今まで気づかなかったんですが、効果を間違えています。なんと、この「クリソー」は「自分の受けるダメージを1にする」んだそうです。クリボーの効果は知っていたので、テキストを読まないでいました。その慢心が冷静な判断を奪ってしまいました。

その次、裏面の比較です。こうやって遠くから見ると、同じものに見えるんですがやっぱり細部が違います。
上はコナミのロゴです。上が正規版、下がパチモンです。よーく見てください。パチモンの柄は、細い黒で縁取りされています。正規版には縁取りはされていませんよね。
それに、正規版と比べると色も違うのがわかります。周りの太さも微妙に違っています。

他のカードもよく確かめたのですが、入っていたダーク・ヒーロー・ゾンバイアの攻撃力が書いていなかったり、カオス・ソルジャーの種族がWrriorになっていたりとミスだらけでした。しかも、儀式モンスターを入れているのに、儀式魔法が入っていないというお馬鹿もやっています。

今のはモンスターの違いですが、魔法・罠も似たような違いです。しかし、魔法・罠になるとレベルのアイコンがないので、モンスター以上に気づきにくいです。
私の光の護封剣は"Suords of Revealing Light"というスペルミスで判明しました。(本当はSwords of Revealing Light)おかしいなあと思いながら使っていたのですが、パチモンとわかってショックでした。
これらは、色の濃さが違いますし、スペルミスもいっぱいあります。幸いなことに、テキスト欄の違いが共通でしたので、テキスト欄の角っこに注目すればすぐにわかります。

私が危惧しているのは、オークションをやっている人です。今回はあまり使われない初期カードでしたが、これがよく使われるサイバー・ドラゴンだったり、DDアサイラントだったり貪欲な壺だったりすると高値で取引されますから、高いお金で買ったカードがパチモンだと大きな損害です。出品者側も気づいていなかったら大きな問題になるでしょうし、厄介です。
しかも、この写真は高画質のデジカメの接写でとったし、大きいサイズなので違いが浮き彫りにできましたが、オークションでの写真はここまで高画質とは限りません。つまり、よく見るか手に取って初めて気づく巧妙な出来なんです。品物が届くまで、品物が手に取れないインターネットオークションでこういった製品がはびこると、大変なことになるのは目に見えています。

また、土曜日の大会には小学生くらいの子も出ていたのですが、中にはこの手のカードをカードフォルダに入れていた子もいました。どうやら偽者と気づいていない様子。親にしても、安値でカードが手に入るので知らないでパチモンを買うのは必然。そのまま、公認大会に出てパチモンとばれて失格になったら・・・。自分のデッキが全否定される上に、下手すると罰則ですから、そのショックははかりきれないものでしょう。これでは若年層のプレイヤー離れを起こしかねません。それだけ、パチモンは危険なんです。

どうやったらパチモンを買わないですむかというのも、教えてくれました。早い話が小さな店では絶対にカードを買わない。ちゃんとしたカードショップで買うようにするということです。これから海外に出向いてお土産がてらカードを買おうと思っている人はこのことをよく念頭においてください。
また、オーストラリア人のプレイヤーはトレードの際に必ず裏面を確認しています。ちゃんとした知識を持っていれば偽者をつかまされる心配はありません。

こういった偽者を作るのは、おそらく中国人だそうです。中国人がみな悪いとは思いませんが、このような偽造カードを作ることは断固許されないことです。ジャッジの人に会ったら、このことを説明してなおかつUpper Deckオーストラリア支店にもメールを送ろうと思っています。海賊版は著作権的にも、またプレイヤーから見ても弾圧されてしかるべき存在です。皆さんも十分気をつけてください。