2006年05月09日

世界のルール事情と日本人が取るべき対応

最近、タレコミ板で当ブログの記事が優良とされていて、ヒット数がうなぎのぼりで、非常にうれしいので今日はもうひとつ記事を書いてしまいます。本当は昨日の記事も「未来記事−フューチャー・アーティクル」を発動して時間改ざんを行ったやつなんですけど。

で、今回話をしておきたいのがルール関連です。日本ではルールがわかりにくく、調整中だらけなんですが、こちらでは大会でトラブルをほとんど見かけません。それは前に紹介した公認ジャッジのおかげというのが第一印象。
そして、驚いたことにシドニーのほとんどの上級者は優先権を完全に熟知しています。英語では優先権をPriorityと呼んでいまして優先権を利用したプレイングも上級者の間では日常茶飯事です。電話での質問はあまりやらないらしいですが、その代わり公認ジャッジに聞くというのが一番の方法のようです。

後、昨日の記事で書き忘れていたので書いておきますが、要綱には「不快なプレイ云々」の件はありませんでした。別ファイルでメンバーが取るべき態度をものすごい量で書いています。ジャッジ・運営者・観戦者の取るべき態度も明確に書いてあります。(これは別記事で紹介しようと思います)
コナミのマナー云々の取り組みはジャッジ任せですが、あきれたことにそのジャッジは公認ジャッジではありません。すなわち、マナー云々のルールが具体的でなくしかも安定していないわけです。
ちなみに、アッパーデック社はすごいことをやっています。なんと、規約違反を犯したプレイヤーの本名とID、国籍、違反内容を公開しています。(証拠)国外はマナーに関してかなり敏感なわけです。

そして、アッパーデックも非常に優秀です。学校のパソコンから最近私の学校でやる速読の練習がてら海外の公式サイトを読んでいったのですが、ルールに関して非常に優秀。
日本は最近、公式データベースを運用していますが、こちらではまだ未稼働です。ただし、FAQが豊富においてあってABC順で個々のカードの裁定がおいてあります。前の記事のコメントの裁定もそこに載っていました
そして、一番すごいと思ったのはエラッタの全掲載です。日本では、テキストが変わってもそのテキストを発表してくれません。ヴァリュアブルブックのようなカードカタログがあるのにもかかわらずです。
一方、海外では確実に載せています。しかも、pdf方式でダウンロードも可能です。ちゃんと、どのエキスパンションに入っているか、もらさず記入しています。恐るべし。
海外でも致命的なミスはあるようです。たとえば、アマゾネスの格闘戦士の攻撃力を間違えてたり、カード名を間違えていたり。そのような訂正も行っています。
そして、一番驚いたのは海竜神の怒りのストラクチャーデッキの「ネオ・ダイダロス」がミスプリントであったこともきちんと伝えています。どうやら、これはコナミのミスらしく、ちゃんとしたプリントのカードと交換も受け付けていることを書いています。しかも、郵送のみならず正式なイベントに行っても交換してくれるみたいです。この涙ぐましい営業努力がなんともいえません。

さらに、Advanced FAQでは、とってもややこしい「任意効果」の発動タイミングや誘発効果の同時起動のときどうするかという説明も、きっちり行っています。しかも、例まで入れてくれています。われわれの間では、ユーザーが事務局に電話をして、そのややこしい裁定を聞き出してブログなりHPに載せて知りえている情報ですが、国外ではそんなことをする必要がない。公式HPがかなり充実しているのがわかります。

おそらく、公式データベース稼動でこの問題は徐々に解消されるでしょうが、アッパーデック社に比べると今のコナミではサポート不十分です。世界戦におけるルールの違いが取りざたされていますが、これだと私はアッパーデック側を応援してしまいそうです。

では、日本のユーザーはどうすべきでしょうか?

答えは簡単で、要はこちらもこのFAQを利用すればいいと思います。つまり、国外と国内の裁定を両方とも調べていくわけです。コナミがアッパーデック側とルール調整を行うには残念ながら時間がかかるでしょうから、ユーザー側で国外の裁定も知っておく。そうすれば、いざ世界戦で戦うときもあわてる必要はありません。デュエルは情報戦ですが、国外の情報も入れていくわけです。

英語を読むのが大変だと思います。だから、学校の英語の授業を大事にしてください。単語のレベルは高校1年生くらいの子が辞書を引きながら読んでいけば多少時間はかかるものの、まあ何とかなるかなというレベルです。それにカードに対する背景知識がわれわれにはありますから、読んでいくうちに何が書いてあるのか次第にわかっていきます。学校の英語のリーディングの練習にもなるし、一石二鳥ですね。
それに、わからなかったらメールでの質問受付もやっているようですので、英語の文章で質問してみてもいいかもしれません。カードもできて成績優秀だったら、学校でヒーローですよ。

この状況をかんがみ、本気でコナミしっかりしろと思ってしまいました。いけっち店長も言ってますが、カードの売り方は非常に良くて初心者でもすぐに始められる環境は整っています。アニメも面白いですし、カードバランスも昔に比べてだいぶ良くなりました。人気が根付いているのですから、これくらいのサポートは努力しだいでできるはず。
これからのコナミの改善に期待をしたいと思います。
posted by ブラック・マジシャン at 19:16| シドニー | Comment(2) | TrackBack(1) | カードゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
トラックバック、どうもありがとうございます。
海外の対応の良さをみるに、コナミのずさんさが浮き彫りになりますね。
ゲーム自体は悪くないのですが、ルールの部分が致命的なので…
カードバランスも、時々素人目にもおかしなことをしでかしますし。

これからに期待しましょう。
時間はかかるでしょうけれど。
Posted by なつき at 2006年05月11日 23:36
コメントありがとうございます

アッパーデックもアッパーデックで施しでカードを2枚捨てた後にワタポンが出せると任意効果の矛盾を書いていますっが、書いてくれるだけありがたいですね。

私は日本でもずっと遊戯王が続くよう切に願っています。
Posted by ブラック・マジシャン at 2006年05月11日 23:49
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DMと遊戯王
Excerpt: 元々遊戯王オンリーのプレイヤーだったのですけれども。 DMを覚えてからというもの、めっきりDMプレイヤーになってしまっています。 なんでか。
Weblog: 一城なつきのJUNK!×3
Tracked: 2006-05-11 23:32
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