2006年09月14日

SGCの一日

今までの記事を見ると、カードショップの一日の動きを書いていなかったので、今日は行きつけのSGCの一日をお送りしようと思います。

まず、1週間の傾向ですが、昼間は閑古鳥が鳴きそうなくらい誰もいません。それでも店は開いていますが、多くても5人くらいがMtGをやってるくらいにとどまっています。火曜日と木曜日の午後は、VSや遊戯王の大会があるので、多少にぎわいますが、それでも15名が限度ですね。夏休みなどの3ヶ月くらいある長期休暇に入ると、バランスが変動するんですが、平日はとても暇です。

ただし、人数が少ない分大会の参加賞は普段の大会よりいいです。平日の参加費は10ドルと普段の2倍でしたが、その分Dark Evaluation2などの基本パックが参加すれば最低でも一つもらえます。

一方、一番にぎわうのが土曜日です。この日は非公認大会、通称Hobby Leagueが開かれますので、参加人数が非常に多いです。特に、最近になって年齢を分けるようになってからは両方の部をあわせて参加人数は50名を超えています。ちなみに、腕に自身のある14歳未満の子は大人に混じっていつもどおり大会にも出られるようになっています。

毎週来られる子は、通常通り大人に混じっているのが現状です。先週は、寝坊せずに大会に参加しましたが、この季節には珍しい長雨にもかかわらず、やっぱり50人の参加者をキープしていました。休みの日は意地でも遊び倒そうという国民性が見て取れますね。

さて、この一番忙しい土曜日の流れを説明しましょう。まず、9時30分に店が開きます。店が開くタイミングはマチマチで、最大20分遅れたこともありますね。大会受付は開店と同時に行われて、およそ30分程度行われます。

受付の手順は至って簡単です。UDEから配布されているカードを店員に渡して、5ドル(およそ500円)を支払えばおしまい。あとは、店員さんはコンピューターにその参加者の名前を打ち込んで、大会の受付は完了します。大会に参加したい人は、待つ時間が短くスムーズに受付が終わるので、ストレスなく大会に参加できる状態です。

10時を少し回ったくらいからおよそ13時まで大会が行われます。普通は4回戦のスイスドローが行われます。受付終了から開始までおよそ5分間で組み合わせ表が発表されます。ここまで迅速なのは、コンピューターで組み合わせを決めているからです。受付の時点で、パソコンに名前が打ち込まれるわけですから、あとはプログラムに組み合わせを処理させて、結果をプリントアウトしたものを貼り出せばよいので、これだけ迅速に対応が出来るわけです。

基本的に、対戦結果は勝者報告で行われます。マナー上、早い目に店のカウンターに申し出なければなりません。時間をすぎても報告がない場合、ジャッジに結果を聞かれるか、店の人がカウンターから名前を呼ばれて報告するよう指示が出されます。勝った人はさっさと報告するのが、円滑な大会運営を行う鍵のようです。

40分がすぎると、次の対戦まで5分くらいのインターバルがあります。その間に、またプログラムで対戦結果から組み合わせを決める模様。そして、結果をプリントアウトすればよいだけなので、迅速に次の試合に進むことが出来ます。また、余計なバイアスもかからずに公平に組み合わせが決まるので、かなりよいシステムかと思われます。

こういうことを繰り返して、大会の結果が出ます。ジャッジもしくは店員から、大会の結果を上位層から発表していって、商品が手渡されます。この手のHobby Leagueの商品のパックは比較的古いタイプのパックでした。前回はPharaonic Guardianのパックだったと思います。そのほか、順位が上がるとSneak Previewでもらえる冊子のカードであるとか、トーナメントパックであるとか、Tシャツやデッキボックスが進呈されます。この大会において、1位のパック数は10パック程度です。これにプラスして、Tシャツや限定カードが普及される仕組みです。

大会運営においては、コンピューター依存で迅速に結果や組み合わせが出るので非常に快適に大会に出られます。ストレスはほぼ0です。かかるとすれば、相手が遅れたり、なかなか結果を報告しない人がいる場合くらいですね。店側の不備にあったことはここ5ヶ月ではありませんでした。とにかく、しっかりしないといけないのはユーザー側のようです。

大会が一つ終わると、今度はワンピースTCGの大会に移行します。この大会だと、20名ほど参加します。さすがに、遊戯王人気には負けるようですがこちらも根強い人気です。こちらも、専用のパソコンで対戦結果などがはじき出されるようです。

さて、その間遊戯王側は何をやっているのかというと、ひたすらトレードかフリーで対戦を行っています。SGCのような店はシドニーの中でも3件程度しかないので、すぐに帰ってしまうと1週間は来れなくなります。だから、この隙にトレードをしたりします。中には、電車の都合があるので3時くらいに家に帰る人が多いですが、それでもたくさんの人が残っています。

ワンピースTCGの大会は4時半くらいに終わりますので、これを境に人が少なくなっていきます。Burwoodは昼間は安全な場所なのですが、夜になると浮浪者とかが増えだして、危なくなるのでみんな早く帰ります。店も7時に閉店します。夜遅くまでゲームはしないのが、ここの風習のようです。

Regionalがあったり、Sneak Previewがあったりすると、話が少し変わってきて、閉店間際まで人がいることがありますが、何もないときはこういう状態です。ここSGCはこの国でも最大の卓上ゲーム専門店だそうなので、TRPGをやりに来ている人たちもいます。そういう人たちは11時くらいから弊店間際までゲームを進めていますね。

店が少ないということと、ここが一番大きいということでプレイヤーの人はいかに遠くても来れるなら来ています。中にはバスと電車を合わせて片道2時間かけてくる人も何人かいます。広大な土地の中で、遊びにがんばれるのはある意味すごいですね。

大会運営に関しては、パソコン依存というのが結論です。私が日本で大会に出たときはひたすら店員さんが組み合わせを決めていたので、時間がかかっていました。また、パソコンは常にオンラインでつながっていますから、各カードゲーム会社にアクセスして、ルールの確認が迅速に出来ます。だから、仮にジャッジがいなくても店員のほうである程度は対応できるという二段構えのシステムになっています。このあたりの違いは、かなり大きいと思います。

ここの人の「趣味」の目的は、友達を増やすことです。だから、親しい友達も大事にしますが、新しくやってきた人らも大事にしてくれますので、非常に居心地がよい場所になります。こっちに旅行しに来たら、1回立ち寄ってみることをお勧めします。
posted by ブラック・マジシャン at 17:39| シドニー | Comment(0) | TrackBack(0) | カードゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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