以下近況
留学生のチューターとノートテイク
学校のほうで、留学生の相談役を務めたり、日本語を指導したりする仕事があるのですが、中国人の留学生を受け持つことになりました。週1回1時間程度の時間を取って差し上げる事とになっています。
もう一つのノートテイクなのですが、これは耳の不自由な方の公聴権を守るために、講義で話されていることをリアルタイムで要約筆記する仕事です。週2コマ入れています。パソコンを打つスピードが、速く筆記も正確なので、喜ばれています。他コースの授業も聞けるので非常に楽しいです。
ゼミ
ゼミなのですが、結局SLAに関するゼミに配属されました。先生が、SLAの研究について日本で指折りの方なので、非常に緊張しています。
ゼミの内容なのですが、SLAについての英語の本を読み進める形式で進んでいるのですが、これが長い。というのも、ゼミだけで5時間費やすのです。昼の3時から夜の8時まで休憩15分はさんでひたすらSLAについて考えています。
大学院は、aとtheの違いだけで5時間以上議論する世界と知っていたので別段驚かなかったのですが、結構大変ですね。ゼミの予習に結構時間を割いています。ただ、ゼミで得る知識はかなりあるので非常に面白いです。修士論文に役立たせたいですね。
英語の文献と授業
修士に来てから、テキストが英語だらけで常に英語を読んでいます。Glossaryを作る習慣を復帰させたのですが、短い間に2つほどGlossaryができました。これは、留学中以上のペースです。
また、授業も全て英語でやる分が増えました。これは留学生のいる都合なのですが、必然議論も英語になります。これで話す場、それも議論の場がもてていますので非常に楽しいです。学部ではこういうことがほとんどなかったですからね。
これらの活動を元にして、また語彙力や表現力を見に付けて生きたいと思います。
生活状況
寮に住んでいるので、非常に落ち着いています。テレビは購入していないので、娯楽関連はほとんどありません。だから、必然的に本を読む時間が増えた上に、勉強の濃度も上がっています。
現職の先生方も非常に熱心に学んでいらっしゃる上に、どの方も相当レベルが高い人だらけ(当然ですが)なので非常に勉強になります。
また、授業内容も学部時代にやった知識を更に発展させている形なので、非常に受けやすいです。結局、取れる科目を端から取ってしまったのですが、時間に追われるということは余りありませんね。
ということで、そういった時間は教員採用試験の勉強に費やそうと思っています。ちなみに、私の受ける県は一次試験を突破しておくと次の年に受験するとき、一次試験が免除になるシステムがあるのでそれを今年は狙っています。2年以内にどうしても決着は付けてしまいたいです。
というわけで、がんばります・・・。
僕も英語教員を目指しているものですから、ブラックマジシャンさんの記事は大変参考になっております。特に詳しい英語学の解説は勉強になるし、刺激にもなっています。
さらに言えばコラムも楽しみにしています。グラヴィオンかっこいいよグラヴィオン。
僕は英文科卒の科目等履修生でおそらくあなたと同い年かと思うのですが(22才)、僕が知らない領域である院についての記事をいくつか読ませて頂き「こんな事をやっているんだ」とか「院で勉強するのもいいかもしれないなぁ」と考え始めています。教えるにはまずこちらに充分なキャパシティがないといけませんから。
勉強がんばって下さい。…僕もだけど(笑)
それでは次の更新を楽しみにしています。
失礼しました。
大学院の勉強は、「議論を通して自らの考えを深める」という作業が絡んできます。だから、授業数は学部よりも多くはないのですが、結構刺激になりますね。学部ではもの足りないという人は大学院に進学することをお勧めします。
コラムのほうですが、あの手の長い文章を読んでくださいっている人がいらっしゃるのがうれしいですね。あまりコメントはいただかないのですが、励みになります。
また気軽に書き込みしてくださいね。